日本武道館発行の単行本
相撲 その歴史と技法
相撲の成立から現状を経て将来像へ
相撲の成立から、現代相撲の基本的な条件が整うまでの歴史の概略をたどり、相撲技術の歴史的な変遷について概観する。
「相撲はどこから来たのか、相撲とは何か、相撲はどこへ行くのか」を問う著者渾身の一書。
四六判・上製・422頁
2,640円
- 内容
目次
- 序論 相撲とは何か
- 第一章 「公認相撲規則」の構造
- 第二章 「相撲」の様々な輪郭
- 第一部 相撲の歴史と技法の変遷
- 第三章 相撲の源流
- 第四章 相撲の成立
- 第五章 相撲の非「武技」化
- 第六章 相撲の流布と職業的相撲人の登場
- 第七章 「土俵」の成立
- 第八章 紀州相撲の技術革新
- 第九章 「相撲四十八手」考
- 第十章 「まわし」の変遷
- 第十一章 相撲故実の仕組み
- 第十二章 「スポーツ」との出会い
- 第十三章 「武道」と相撲(上)
- 第十四章 「武道」と相撲(下)
- 第十五章 体育としての相撲
- 第十六章 「国技」としての相撲
- 第二部 現代相撲の技術的条件
- 第十七章 現代相撲の基本的条件
- 第十八章 相撲の技法の分析枠組
- 第十九章 「立合い」の条件変化
- 第二十章 現代相撲の基本技術(その一)
- 第二十一章 現代相撲の基本技術(その二)
- 第二十二章 現代相撲の基本技術(その三)
- 第二十三章 現代相撲の基本技術(その四)
- 第三部 変化の胎動
- 第二十四章 アマチュア相撲の成熟
- 第二十五章 相撲の国際化と技法の複雑化
- 第二十六章 「体重別制」の示す可能性
- 第二十七章 普及と変革の構想
- 結論
- 終章 相撲の将来像