日本武道館発行の単行本
柔道 その歴史と技法
柔道の技法が、どのように形づくられてきたのかを、体術の起こり、柔術諸流派の歴史に遡り、丁寧にひもとく。さらには、全日本選手権やオリンピックを始めとした各種競技大会にみられる技法を分析し、今後の課題を探る。
四六判・上製・330頁
2,640円
- 内容
- 第一章 組討ちの起こりと技法
- 体術の起こりと技法
- 組討ちの体系化と技法
- 第二章 柔術諸流派の歴史と技法
- 竹内流腰廻
- 関口新心流柔術
- 起倒流柔術
- 起倒流柔道
- 直信流柔道
- 真之神道流柔術
- 天神真楊流柔術
- 第四章 第二次世界大戦後の柔道復活と技法
- 第二次大戦中の柔道界と技法
- 第二次大戦後の柔道禁止と復活
- 格技柔道から武道柔道へ
- 女子柔道の競技化と技法
- 第五章 柔道技法の変遷と国際化への課題
- 柔道技法の変遷と特徴
- 柔道の国際的普及と発展
- 段位制度の国際比較
- 柔道の国際化と課題