日本武道館発行の単行本
唐手から空手へ
今の空手は、その源流である唐手の精神と伝統の技を忘れて成長してしまった。空手の将来に豊かな展望を持つためにも、唐手誕生の歴史を正しく認識する必要がある――。
空手修業歴八十年。生涯を空手に捧げてきた著者が史料を繙きながら、唐手が誕生し、空手となった過程を辿る。武道研究者必携の一書。
四六判・上製・454頁
2,640円
- 内容
目次
- 第一章 「唐手」とは、の問いに答える
- 第二章 中国拳法を巡って
- 第三章 琉球と中国の関係史
- 第四章 松村宗昆、「手」に息吹きを与える
- 第五章 首里手から唐手へ
- 第六章 「唐手」から「空手」へ
- 終 章 空手の進むべき道