日本武道館発行の単行本
伝えたい日本のこころ
月刊「武道」の美しいカラー表紙絵の中から45点を精選。岩絵具で描いた日本画と解説文で「日本のこころ」をお届けします
「ひとに愛されたい、必要とされたい、社会をよくするため役立ちたい。よき人間でありたい、そしてみんなが幸せであってほしい」──こうした万国共通の願い、祈りを育て、磨くためにも、確かな手がかりとなるすばらしい逸話ばかりです。(本書「あとがき」より)
F4判・上製・96頁
2,970円
- 内容
目次
- 一 かしこい小僧さん
- 二 ひよどり越え
- 三 天の石屋戸
- 四 巌流島の決闘
- 五 太田道灌と少女の歌
- 六 三本の矢の教え
- 七 山中鹿介―我に七難八苦を与えたまえ
- 八 良寛さまと筍
- 九 民を慈しむ仁徳天皇
- 十 中江藤樹―母への薬
- 十一 夫の危機を救う弟橘媛
- 十二 良子斎王―別れの御櫛
- 十三 桜井駅の別れ
- 十四 八俣の大蛇
- 十五 川中島の戦い―謙信と信玄
- 十六 紅梅内侍と鶯の宿
- 十七 新羅三郎義光―笙の秘曲を授ける
- 十八 小松姫―夫の居城を守りぬく
- 十九 青の洞門
- 二十 鍋島直茂と接ぎ木
- 二十一 小林虎三郎―米百俵の精神
- 二十二 島津義弘―関ヶ原敵中突破
- 二十三 光明皇后―千人のからだを洗う
- 二十四 城戸俊三―勝利を捨てて愛馬を救う
- 二十五 松坂の一夜
- 二十六 柳に飛びつく蛙
- 二十七 称名寺『青葉の楓』
- 二十八 神武天皇ご東征
- 二十九 本多忠朝とサンフランシスコ号
- 三十 つるべの朝顔
- 三十一 野中兼山―海に捨てたはまぐり
- 三十二 鉢の木
- 三十三 因幡の白うさぎ
- 三十四 堪忍のわび証文
- 三十五 橘曙覧『独楽吟』
- 三十六 南総里見八犬伝
- 三十七 吉田松陰の志
- 三十八 鳥居強右衛門の勇気
- 三十九 明智光春―誉れの湖水渡り
- 四十 赤穂義士の討ち入り
- 四十一 頼朝を助けた梶原景時
- 四十二 真田幸村―大坂の陣
- 四十三 天照大御神と美し国・伊勢
- 四十四 和田勇―祖国にオリンピックを招致
- 四十五 長岡花火『白菊』
- あとがき