日本武道館発行の単行本
幸せについて考えよう
混迷の時代・社会において、幸福な人生とは何か。
一人ひとりが、そして社会全体が前向きに歩んでいくため、に必要なことは……。
先人の言葉や古今東西の幸福論に触れながら、様々な困難を乗り越え、切り開くためのヒントを「武道」の精神に求めた出色の一冊。
四六判・上製・394頁
2,640円
- 内容
目次
- Ⅰ章 幸福な人生とは何か
- 第一講 「武道」とは、人を幸せにする教え
- 第二講 「人生」とは、「夢出せ! 知恵出せ! 元気出せ!」
- 第三講 人生に「夢」や「志」を持てないというのは、勉強不足
- 第四講 人は、その本来の姿に近づこうとするときに「幸せ」を感じる
- 第五講 人間を「本来の生き方・考え方」に導くための三原則
- 第六講 本来の自分を取り戻すための「求己」の姿勢
- Ⅱ章 先人の「人生を貫く言葉」からの教え
- 第七講 松下幸之助の「天与の尊い道」の教え
- 第八講 吉田松陰の「志を力強く定義する言葉」
- 第九講 伊庭貞剛の「深沈厚重の人生の教え」
- 第十講 土光登美の「熱意と確信の人生」
- 第十一講 安岡正篤の「思考の三原則」
- 第十二講 坂村真民の「自分の花を咲かせる生き方」
- Ⅲ章 古今東西の幸福論
- 第十三講 「アランの幸福論」が私たちに語りかけるもの
- 第十四講 「ラッセルの幸福論」が私たちに教えてくれるもの
- 第十五講 「ヒルティの幸福論」が私たちに気づかせてくれるもの
- 第十六講 神谷美恵子の「生きがいを支える欲求」
- 第十七講 三谷隆正の「信じる幸福」
- 第十八講 孔子の「人生の楽しみ」
- 第十九講 老子の「無為自然」の思想
- Ⅳ章 幸福の人生物語と新しい文明社会
- 第二十講 二宮尊徳の「心の荒蕪開拓論」
- 第二十一講 ブータンの人たちの「幸福感」
- 第二十二講 新渡戸稲造の著書『武士道』に思う
- 第二十三講 「人生」とは、「白い紙に自分で書き綴る物語」
- 第二十四講 人々の幸福を実現する「文明社会」