日本武道館発行の単行本
武道における身体と心
「近世武芸書」に残された日本の伝統的心身論を読み解き、全人的教育を目指す武道のあり方を提言する著者渾身の一書。
四六判・上製・370頁
2,640円
- 内容
【プロローグ】 武道に学ぶホリステリックな身体 目次
- 【第1章】 日本人の身体観の源流ー中世ー
- 第一節 武士の覚悟
- 第二節 禅と悟り
- 第三節 能楽の稽古
- 【第2章】 武道の心
- 第一節 不動心
- 第二節 武道の悟り
- 第三節 駆け引き
- 第四節 目付
- 第五節 瞑想
- 【第3章】 武道の気
- 第一節 気とは何か
- 第二節 気の歴史と武士
- 第三節 勝負と気
- 第四節 天道と心気
- 第五節 静と気
- 第六節 達人と気
- 【第4章】 武道の技と心身
- 第一節 武道の「型」
- 第二節 柳生の技
- 第三節 武蔵の技
- 第四節 竹刀打込剣術
- 第五節 心法重視の型剣術
- 第六節 柔よく剛を制す
- 第七節 矩
- 第八節 鍛錬
- 【第5章】 人をつくる武道
- 第一節 現代剣道の技と人間形成
- 第二節 佐川派大東流合気武術の技と修行
- 第三節 身を処する
- 第四節 死と生